KINTO(キントー)のウォーターボトル500mlをレビュー!実際に使った感想やメリット・デメリットを紹介
こんにちは、青山あお(@aoyamaao_com)です。
毎日の水分補給はしっかりとできていますか?
忙しいとつい水を飲むのを忘れてしまい、気づいたら喉がカラカラということも多いですよね。
お気に入りのマイボトルがあれば、水を持ち歩いたり、飲んだりするのが楽しくなります。常に喉をうるおしておけば、風邪を予防する効果も期待できます。
また、美しいボトルを使っていると、視線を集めたり、会話のネタになったりもします。
「わぁ〜、綺麗なボトル!それって何が入ってるの?」
会社の同僚や友達からそう話しかけられると、嬉しくなり、会話もはずんで楽しい気分になります。軽く会話することで、思考が活性化したり、困った時に話しかけたり、相談しやすくなるので、仕事のパフォーマンスupにも繋がります。
そこで今回は、目を惹くような美しさと、使い勝手のよさを兼ね備えた「KINTOのウォーターボトル」を紹介します!
常温の水を持ち歩くのに最適だよ!
KINTO ウォーターボトルの特徴
まずはKINTOのウォーターボトルがどのような製品なのか、特徴をみていきましょう。
品名 | WATER BOTTLEシリーズ |
容量 | 300ml, 500ml, 950ml |
重量 | 300ml 60g, 500ml 75g, 950ml 120g |
カラー展開 | クリア、アンバー、スモーク、ブルー、グリーン |
材質 | PCT樹脂(BPAフリー)、シリコーンゴム |
耐熱温度 | ボトル80°C、パッキン100°C |
注意事項 | 電子レンジNG ドライアイスNG 冷凍庫NG 柑橘類NG 熱湯NG 炭酸飲料NG クレンザー、たわしによる洗浄NG |
素材について
本体はBPAフリーのPCT樹脂、パッキンにはシリコーンが使われています。
PCT樹脂?BPAフリー?どんな素材なの?
幼児用品や医療の分野でも使用されている、安全性の高い素材です。
ガラスのような透明感を持ち、軽量で耐熱性が高く、傷や割れに強くて高品質、という特徴をもちます。
BPA(ビスフェノールA)とは、主にプラスチックの原料として使われている化学物質で、人体に悪影響を及ぼす可能性があります。
BPAフリーの製品は、それらの材料を一切使っていないため、安全性が高いと言えます。
サイズ、カラーについて
サイズは300ml, 500ml, 950mlの3種類。カラーは5種類あり、クリアとスモークがもっとも人気で、次にブルーやアンバーが続くようです。
使用上の注意点
使えない機器や、入れると問題ある飲み物がいくつかあるので確認しておきましょう。
電子レンジは使えない
電子レンジでの温めには対応していません。
ドライアイス、冷凍庫は使えない
容器が膨張し破損やけがの原因になるので、トライアイスを入れたり、冷凍庫で凍らせての使用には対応していません。
柑橘類のジュースには対応していない
柑橘類の皮に含まれる「テルペン」により、容器が変質したり、脆くなる場合があります。
また、柑橘系ジュースの香りが容器にしみついて取れなくなったという口コミもあります。スポーツドリンクについても同様のケースがみられるようです。
オレンジやレモンなどの「柑橘類のジュース」や「スポーツドリンク」は使用を避けた方がよいでしょう。
※「テルペン」とは、人には森林浴効果をもたらし、植物にとっては外敵を防ぎ自身の体を守るための大切な物質(フィトンチッド)の一つと考えられている、天然のケミカル素材です。
参考:天然の化学原料
熱湯は火傷や変形の原因になる
熱湯を容器にそそぐと、耐熱上限の80°Cを超えてしまうため、変形のおそれがあります。
また、その状態で容器に触れると熱がダイレクトに伝わってしまうため、火傷するおそれがあり危険です。
炭酸飲料には対応してない
ボトル内部の圧力が上がり、飲み物が吹き出てしまい、怪我やものを汚す原因になります。
お手入れ方法
蓋、ボトル、パッキンのシンプルな構造なので、簡単に分解して洗うことができます。食洗機にも対応しています。
パッキンのお手入れ
使用していくにつれて、パッキンから嫌なにおいがすることがあります。その場合は以下の方法で洗浄できます。
- 熱湯に重曹か酸素系漂白剤を溶かして浸けおきする
- 熱湯が冷めたら、取り出して中性洗剤で洗浄する
- それでも改善しない場合は、熱湯にお酢かクエン酸を溶かして浸けおきする
その他の手段として、沸騰したお湯をかけて消毒することもできます。
※パッキンの耐熱温度が100°Cなので、煮沸消毒はできません。
公式サイトでは名入れ刻印に対応
公式サイト限定で、名前やイラストをボトルに刻印することができます。(別途550円必要)
さまざまなイラストや文字のパターンを、Web上で試すことができます。※文字入力後に描画処理が入るので、やや重めです。
自分だけの「名前入りマイボトル」が作れて特別感が増すので、嬉しいサービスですね。
ところで、KINTOって会社名?日本の企業なの?
KINTOってどんな会社?
正式名称は「株式会社キントー」で、1972年に創業した滋賀県彦根市に本社がある日本の企業です。
※「株式会社KINTO」はトヨタの車サブクスサービスを展開する別の会社になります。
KINTOのものづくりには「こころ豊かな日常のきっかけに」という想いが込められていて、環境への配慮や、無駄な廃棄物の削減、生産者とのフェアトレードなどに取り組まれています。
使い勝手が良く、デザイン性にも優れた、テーブルウェアやドリンクウェア、インテリアなど、さまざまな商品を展開されています。
国内だけでなく、ヨーロッパ、北米、アジア、中東など海外にも商品を展開されており、公式HPでは美しい写真とともにその光景が紹介されています。
実物レビュー
それでは実際に使い勝手などをチェックしていきましょう!
外観
外観は、透明な本体に、取っ手が付いた蓋があるシンプルなもの。取っ手のおかげで蓋を回しやすいです。
重量
本体は厚みがあり、しっかりとした作りになってます。重量を実際に測ってみると77gで、非常に軽量です。
ちなみに、500mlペットボトルの重さは27gでした。KINTOのウォーターボトルはペットボトルの約3倍程度の重さになります。
安定性
空の状態のボトルを指でツンツンしてみました。
軽量とはいえ、ある程度の安定性はあります。空の状態でも多少の振動では倒れることはなさそうです。
パッキンの取り付け・取り外しは簡単?
パッキンの取り付け・取り外しはとても簡単です。
つまめる部分が用意されていて、そこを軽く指で引っ張るだけで取り外すことができます。
簡単に取り外せました。取り付けも指で押し込むだけなので、お手入れは楽です。
逆さにしたり、振ったりしたら漏れる?
逆さ向きにして、振ったりしてみましたが、水漏れは一切ありませんでした。パッキンが付いているので止水性は問題なさそうです。
もし水漏れする場合は、パッキンに傷が入っていたり、蓋がしっかりと閉まっていないケースが考えられます。
ネジにはストッパーが付いているので閉め過ぎない
蓋のネジ部分にはストッパーが付いているので、一定まで回すとそれ以上は締まりません。限界を突破して回ったり、ねじ山がダメにならないような構造になってます。
少し分かりづらいですが、上の写真は少し余裕があり、下の写真は最後まで締め切っています。
温かい飲みものは大丈夫?
エスプレッソマシンでコーヒーを入れてみました。温度は70°Cくらいです。
本体部分を持つと熱がダイレクトに伝わるので、やけどに注意です。
ボトルの耐熱温度は80°Cまでなので、熱湯は少し冷ましてから入れる必要があります。
正直、このウォーターボトルに温かいものを入れるメリットが特にないので、保温できるステンレスボトルの方がよさそうでした。
冷たいものを入れると結露する?
結論からいうと、結露します。
冷たいものや氷を入れたボトルをリュックに入れる際は、一緒に入れたものが結露の影響で濡れるかもしれないので、注意が必要です。
冷たいものを入れると、曇りがかって発光しているように見えてキレイだね!
氷と水を入れた状態で1時間ほど放置してみました。
1時間経過すると、ボトルの外面に水滴が付着し、流れ落ちたりしていました。デスク上で冷たいものを入れて使用する場合は、コースターを用意しておくとよさそうです。
ボトルの口はそんなに大きくないので、氷は入れにくいです。中サイズの氷だと溶かさないと入りません。※アイストレーはパール金属のものです。
買ってよかったところ
水を飲むのが楽しくなる。おいしく感じる
ボトルが美しいと、つい手に取りたくなり水を飲む機会が増えます。そして、なぜだかおいしく感じます。
僕たち人間は、普通に生活していても、1日で2.5リットルの水が失われるといわれています。そのうち、食事からとれる水分は1.3リットルのみ。残りの水分を補給するためにこまめに水を飲む必要があります。
このウォーターボトルは、常温の水を飲むのに最適なつくりになってます。
軽くて、使い勝手がよく、お手入れも簡単。美しいシンプルなデザインなので、「水を持ち歩くこと」や「水を飲むこと」を楽しくしてくれます。
常温の水を飲むことを習慣化したかった僕にとって、結果的に水を飲む機会が増え、とても良い選択になりました。
美しいので所有による満足度が高い
無駄がなく、シンプルで美しい。シンプル is ベストとはまさにことのことです。
実は、このボトルは知人が使っているのを見て知りました。
「えっ、それ水…?きれい…」
というのが率直な感想で、詳細を聞いてAmazonで即ポチりました。
実際に使ってみても感想は変わらずで、美しくて使いやすいので、満足度がとても高いです。
人差し指で引っ掛けられるので、持ち運びしやすい
オフィスのデスクから会議室に移動するときなど、PCやノートを持ちながら、飲み物を同時に運ぶのは結構大変です。
KINTOのウォーターボトルなら、本体が軽く、ハンドルもあるので、人差し指や小指などにヒョイっと引っ掛けて持ち運べるので便利です。
ハンドル部分にストラップを引っ掛けて、首から下げたりもできます。
蓋の上に取っ手がついていて無駄がなく機能的。持ち運びのしやすさは◎です!
視認性が抜群で、残量が一目で分かる
ステンレス製のボトルは、保温機能など優れた点も多いのですが、視認性が非常に悪いです。持ち上げたり、軽く振ったりしないと、残量がまったく分かりません。
一方、KINTOのウォーターボトルは透明なので一瞬で残量を確認できます。
「リュックの中の水筒にまだ水が入ってると思ったら、ほとんど空だった。」
僕は急いで外出するときなどに、このケースが結構あるので、視認性が高いのは意外と助かってます。
気になるところ
蓋を開け閉めするときに水漏れする
飲み口の構造を見ると、ねじ山になっているのでデコボコしてます。
水を飲んだあとに、構造上どうしてもねじ山に水滴が残ることがあるので、蓋を開け閉めする際に、たまった水滴が押し出され、少しこぼれてきます。
他社のステンレスボトルを見てみると、ねじ山を内側にして、水滴が垂れないような工夫がされています。
些細なことですが、毎日使用しているとちょっと気になってきます。ここは明確にマイナスポイントだなーと感じました。
保温機能がない
当然なのですが、プラスチック製のウォーターボトルなので、保温機能がありません。冷たいものや温かいものを入れたい場合は、保温できるステンレスボトルの方がよさそうです。
このボトルは、常温の水を入れるのに最適化されているように感じました。
まとめ
この記事ではKINTOのウォーターボトルを紹介しました。特徴は次のとおりでした。
- 美しいデザインで水を飲むのが楽しくなる
- シンプルな構造でお手入れ楽チン
- 軽量+取っ手がついてて持ち運びやすい
- 常温の水を持ち歩くのに最適
KINTOウォーターボトルのイメージがつかめたでしょうか?この記事がボトルを選ぶ際の参考になれば嬉しいです。
- 美しいウォーターボトルを探している人
- 健康のために水を飲む習慣をつけたい人
- 使いやすい水筒を探している人
今回は以上になります。気に入っていただけたら、ぜひチェックしてみてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございました!
またあそびに来てねー!