【Aer Tech Sling 3 (31017)をレビュー】iPadやMacBookのために最適化されたスリングバッグ!2からの変更点も解説
こんにちは!青山あお(@aoyamaao_com)です。
「iPadを持ち歩きたいけど、リュックだと大きすぎて邪魔になる…」
「ボディバッグにiPadを入れたいけど、入らなくて困ってる…」
こんな悩みをお持ちではありませんか?
大は小を兼ねるといいますが、大きすぎるバッグは邪魔になるのも事実。
持ち物に合ったバッグを選ぶことで、出し入れするときや、持ち運ぶときの体験を素晴らしいものに変えてくれます。
今回紹介する「AerのTech Sling 3」は、2024年の春に発売されたばかりで、冒頭の2つのお悩みを解決してくれる、iPad ProやMacBookに最適化されたスリングバッグです。
さらに、耐久性が非常に高い素材で作られているため、いつまでも新品同様の状態を維持しながら、長く使い続けられるメリットもあります。
この記事では「どれくらい荷物が入るのか?」や「Tech Sling 2からの変更点」なども紹介しています。僕も愛用しているTech Slingの魅力がお伝えできれば嬉しいです。
Amazonで無料で試着する方法も解説してるよ!
それでは早速みていきましょう!
Aer Tech Sling 3 の特徴
Aer Tech Sling 3の基本的な情報は次のとおりです。
名前 | Tech Sling 3 |
発売日 | 2024年 |
値段 | 25,300円 |
商品コード | AER-31017 |
容量 | 9L |
大きさ | 横38cm, 縦26cm, 奥行10cm |
重さ | 590g |
- 1680D コーデュラバリスティック®ナイロン使用(bluesign® 認証)
- フロント部分は防水性に優れた840Dナイロンのコーティングファブリック
- YKK®ジッパー, Duraflex® ハードウェア
- プレミアム感のあるソフトなリサイクルナイロンのライニング (bluesign® 認証)
- 機能的に収納可能な内装ポケット
- 左右どちらでも使えるパッド入りショルダースタラップ
- トップ部分に小物用のクイックアクセスポケット
- スマートトラッカー用隠しポケット
- 掴みやすいトップハンドル
参考 : Aer公式サイト https://aerjapan.jp/products/detail/208
Tech Slingとは?
Tech Slingはテック系(技術系やコンピュータ系)のアイテムを収納するために最適化されたスリングバッグです。
他にもTechシリーズとして、リュックやポーチ、ブリーフケースなど様々なアイテムが展開されています。
対応デバイスと収納容量
14インチ以下のMacBookと、12.9インチのiPad Proに対応しています。これらを2つ同時に収納することも可能です。
さらに、アクセサリ類や財布、カードケース、水筒、折り畳み傘なども合わせて収納できるので、使い勝手が抜群によいです。
Aer Tech Sling 3をレビュー
ここからは実物をつかってレビューしていくよ!
それでは行ってみましょう!
外観
フロント部分は防水性に優れた840Dナイロンが使用されていて、光沢があるブラックになっています。
背面は裏地付きのクッションが入っていて、弾力がありモチモチしてます。
ショルダーベルトの根本は、左右どちらもバックル式になっていて取り外し可能です。
左右の側面です。右にはAerのロゴが付いていて、左には特になにもありません。底面はやや斜めになっているので、何も入れていない状態では自立しません。
底面はこんな感じで特になにもありません。
収納は大きく分けて2つあり、フロント上部のクイックアクセスポケットと、メイン収納になります。
クイックアクセスポケット
アクセスしやすい位置にあるため、使用頻度の高いモノを入れておくのに最適です。
内部はサラッとしたホワイトグレーのナイロン素材になっており、クッション材は入っていません。
ポケットの大きさは横20cm, 縦14cmほどです。iPhone 15 Proを縦向きに入れると少し頭がはみ出ます。
iPhone 15 Pro, イヤホン、二つ折り財布を入れてみました。まだ少し余裕があります。
入れたのはこちら。(iPhone 15 Pro, Sony WF-1000XM4, ARALDIの財布)
メイン収納
メイン収納を見ていきます。ジッパーを開けると各ポケットが顔を出します。
いちばん奥のポケットは、14インチ以下のMacBookを収納可能です。黒い部分はクッションになっていて、PCをしっかり保護してくれます。
2つめのポケットは、13インチのMacBookやiPadが収納可能です。
Aerのタグ部分にはペンが差し込めます。3つめのポケットはストレッチが効いていて、充電器やケーブル類を収納するのに最適です。
マチ部分には水筒や折り畳み傘などがすっぽり入ります。
フロント面の裏側にもポケットがあります。位置的にクイックアクセスポケットと繋がってそうですが、繋がってません。完全に別の収納スペースになります。
ここにはAirTagを収納できるポッケが隠れてます。
イヤホンと名刺入れを入れてみました。ちょっとしたモノを入れるのに便利です。
主な収納スペースは以上になります。
メイン収納にはどれくらいのモノが入る?
どれくらいのものが入るか試してみます。各ポケットに詰め込んでみました。
上記のメイン収納に加えて、クイックアクセスポケットに財布やスマホを入れた状態で閉めると、いっぱいになります。※マチが大きいものを入れすぎると、ジッパーが閉まらなくなります。
以下のものをすべて収納してます。
詳細はこちら
- 12.9インチ iPad Pro
- A5ノート
- 二つ折り財布
- 名刺入れ
- エコバッグ
- 65W急速充電器
- イヤホン
- 10000mAhモバイルバッテリー
- Apple Watch 充電器+モバイルバッテリー
- ミニポーチ
- 500ml水筒
- iPhone 15 Pro
- ボールペン x2
- USB-Cケーブル x3
iPadやMacBook以外にも結構入るから、ちょっとしたお出かけに最適だね!
Tech Sling 3 は 2 と何が違う?変更点を解説!
次は「Tech Sling 2」からどのように変化したのか、見ていきましょう!
まずは公式に記載されている基本的な情報を比較してみます。
比較項目 | Tech Sling 2 | Tech Sling 3 |
---|---|---|
値段 | 19800円 | 25,300円 |
横幅 | 39cm | 38cm |
高さ | 24cm | 26cm |
奥行 | 9cm | 10cm |
重さ | 600g | 590g |
容量 | 8L | 9L |
値段は円安の影響もあって5000円ほど上昇しています。
大きさはあまり変わっていないものの、横幅が短くなり、高さが増しています。重さも10g減っているのに容量が1L増えているのは嬉しいですね。
それでは実際に、Tech Sling 2と3を比較しながら違いを見ていきましょう。
トップハンドル
Tech Sling 2のハンドルは、ペラペラのナイロン紐で、持ち心地は考慮せずに、最低限のものが付いている印象でした。
Tech Sling 3では、取手部分にブニブニとした肉厚のクッション材が入っています。これにより持ち心地が感動するレベルで良くなってます。
本体重量は10gしか変わりませんが、このハンドルのおかげでTech Sling 3の方が圧倒的に軽いと感じます。持ち比べてみると、手にとった瞬間、一瞬でわかるほど良くなってます。
ショルダーストラップ
Tech Sling 2のショルダーストラップは、片側にしかパッドが入っていないにもかかわらず、縫い付けられて固定されていたのが最大の問題点でした。
Tech Sling 3では、ショルダーストラップがバックル式になり、パッドの位置を変えることができます。左右どちらの肩でも背負えるようになりました。この改善が一番嬉しいポイントでした。
ショルダーパッド自体の形状はそれほど変化はありません。
パッド部分の拡大図になります。上が2、下が3です。3のほうが肉厚でクッションがより良いものになってます。一方で、2の方がメッシュの目が粗くて通気性は良さそうに見えます。
クイックアクセスポケット
クイックアクセスポケットの大きさはほとんど変わりませんが、内部に違いがあります。
Tech Sling 2はクッション材が入っており、メガネなどのデリケートなものを入れるのにも向いています。
Tech Sling 3では、クッション材がなくなり、サラッとしたナイロン素材になっています。
個人的にはクッションが入っている方が中身を守ってくれるので、嬉しかったところ。
ブランドロゴ
Tech Sling 2のロゴはループ状になっていて、カラビナを付けたりもできます。
Tech Sling 3は完全に貼り付けられています。
ジッパー
金具の形状がスマートなものに変わってます。どちらもジッパープルが付いているので、使用感は大差ないです。
コンパートメント (収納スペース)
Tech Sling 2で2つに分かれた収納部分が、Tech Sling 3では1つに集約されています。
どちらが良いとは一概には言えませんが、個人的には3の集約版のほうが好みです。理由は次の2つ。
- 2区画あるからといって収納容量が大きいわけではない(大差ない)
- 2区画あるせいでジッパーが増え、ジャラジャラしてしまう
収納や取出の際にジッパーを2つ開閉するより、一覧性が高く1つにまとまってくれているほうが使いやすいと感じてます。
収納面ではポケットの豊富さとキーチェーンが付いてる点で2に軍配が上がります。
手触りや美しさでは3です。3はサラッとしていて気持ちいいですし、全体的にスッキリしています。対して2はザラザラしていて、少しゴチャゴチャしている印象もあります。
2は色々な素材が使われていて雑多な印象なのに対して、3は統一感があり洗練されてます。色合いも優しくなって好印象です。
横幅
横幅は明確に短くなっています。例えば、15インチのMacBookを入れてみると、2は2区画のどちらにも入りますが、3には入りません。(なお2は高さオーバーでジッパーが閉まらない)
これは、ぼんやりとしていたターゲットを、14インチ以下のMacBookに絞ったのではないかと感じてます。
入れたいものがピッタリと収まるのが理想です。できるだけ小さいほうが望ましいので、僕としては好印象です。
収納容量
同じものを入れて収納容量を確認してみました。8L → 9Lと増えてはいるようですが、正直「増えた!」という感じはしませんでした。
ただ、たくさん詰め込んだときに、Tech Sling 2はマチが圧迫されてジッパーが閉めにくくなるのに対して、Tech Sling 3はやや余裕があるように感じました。
誤差レベルかもしれませんが、容量が増えてそうな雰囲気を感じました。
比較は以上だよ!どちらが好みだったかな?
【Tech Sling 2 VS Tech Sling 3】変更点まとめ
変更点をまとめます。
- トップハンドルにクッションが入った
- ショルダーストラップが着脱式になった
- クイックアクセスポケットの内部クッションが消えた
- ブランドロゴがループから貼り付けタイプに変わった
- ジッパーの金具の形がスマートになった
- コンパートメントが1つに集約された
- 内装がスッキリした
- 横幅が少し短くなった
- 収納容量が1L増えている (正直よくわからないレベル)
買ってよかったところ
12.9インチiPad Proを身軽に持ち歩ける
僕はiPadのヘビーユーザーで、PCやスマホよりも圧倒的に使用頻度が高いです。なので、iPadを持ち歩くことも非常に多いです。
11インチであれば選択肢は広がるのですが、12.9インチのiPad Proとなると、収納できるスリングバッグは限られてきます。
iPadと最低限のものが入れば十分なので、リュックだと大きすぎて邪魔になります。「Tech Slingシリーズ」は絶妙なサイズ感で、アクセサリや小物も同時にしっかりと入るので、邪魔にならない最高の相棒になってます。
混雑した電車などでも、スルッとボディ部分を前面に持ってきて、モノを簡単に出し入れできます。ある程度の荷物があっても、身軽さを保って快適に動けるので、めちゃくちゃ気に入ってます。
耐久性が高いので長く付き合っていける
耐久性が高い素材が使われていて、中でも「1680D コーデュラバリスティック®ナイロン」は軍用の防弾ベストにも使われているほどです。普段使いには明らかにオーバースペックといえます。
そのため、耐久面に関しては心配の必要がありません。
新品同様の状態を保ちつつ、長く付き合っていける耐久性の高さも魅力の1つです。
汎用性が高いので、何にでも使えて出番が多い
スリングバッグは手軽に使えるのが最大の魅力です。「Tech Sling 3」はiPadやMacを入れる場合だけでなく、ちょっとした外出用としても便利なサイズ感になってます。
最低限のスマホや財布だけ入れて買い物に出かけて、購入したものを入れたり、ジム用の着替えやドリンクを入れたり、書類やノートを入れたり、旅行用のサブバッグとして活躍したりと、汎用性が高くて何にでも使えます。
1つ持っておくだけでリュックと使い分けることができ、出番が多くて重宝してます。
問題点が改善され、より美しく、より使いやすくなった
Tech Sling 2から以下の点が改善されました。
- ショルダーストラップの問題点が改善
- ハンドルが持ちやすくて軽さを感じるようになった
- コンパートメントが集約されてスッキリとした構造になった
- 内装が洗練されて美しくなった
これにより、バッグとしての完成度が向上しています。
ただし、「買い換えるべき?」と問われると微妙なところで、答えは「NO」寄りです。
理由は、Tech Sling 2の時点でも十分に使い勝手がよく、そこから激的に変化しているわけではないためです。
今回の変更点に魅力を感じた場合や、新規で購入する場合、僕のような少しでも体験を良くしたいiPadヘビーユーザーなどはよいと思いますが、それ以外だと買い換えるほどではないかな、というのが正直な感想です。
気になるとこ
マチが少なめで奥行きがあるアイテムがあまり入らない
側面からみると分かりやすいのですが、マチ部分がナナメになっているのが標準の状態です。
重量がある大きめのものを入れようとすると、マチ部分が潰れて、その分だけジッパーの位置が下がってしまうため、閉めにくくなります。
大きめのものを入れるときは、フロントのドームの空洞部分を活用するように収納する必要があります。適当に入れていると、たまにジッパーが閉めにくい点が少し気になるところです。
購入ガイド
Aer製品はどこで購入するのがお得なんだろ?
結論からお伝えすると、Amazonがもっともお得です。理由を説明していきます。
購入するならAmazonがおすすめ
Amazon購入のメリットは大きく2つあります。
- 試着サービス「prime try before you buy」を利用して実物を確認後に購入できる
- ポイントが付いて実質1割引で購入できる
順番に説明していきます。
1. 試着サービス「prime try before you buy」を利用して実物を確認後に購入できる
こちらはAmazon公式が販売元のTech Sling 3です。「prime try before you buy」の対象になっているため、実物を確認してから購入を決めることができます。
気に入らない場合は返品すればよいので、安心して購入できます。
ただし、Amazon Prime会員向けのサービスなので、会員になる必要があります。
Amazon Primeは30日間無料で試すことができるので、試着のために一時的に加入してすぐに退会することもできます。他にも、一部の音楽や電子書籍が使い放題になったり、アニメや映画などが見放題になったりと多くのメリットがあるので、とても魅力的なサービスになっています。
Amazonプライムは↓の記事で詳しく解説してるよ!
便利な特典が盛りだくさんだから、よかったらチェックしてみてね!
2. ポイントが付いて実質1割引で購入できる
こちらはAmazon公式ではない販売元から出品されている「Tech Sling 3」です。
※Aer公式に記載されている正規取扱店なので安心して購入できます。
「prime try before you buy」の対象ではない代わりに、購入後に10%のポイントが付与されるので、実質1割引で購入することができます。
以上の2つの理由から、Amazonなら実物を確認して納得した上で購入することができたり、実質1割引で購入できたりというメリットがあります。
多少時間がかかっても良いなら、上記2つを併用して実物を確認しつつ、ポイントが付与される販売元から購入するという手も使えます。
公式はメリットが少ない
Aer公式ショップでも購入可能です。「確実に正規品である点」や「在庫が豊富な点」が公式ショップのメリットといえます。また、会員登録を行えば送料も無料になります。※ゲスト購入の場合は送料が一律540円必要です(送料込みの商品を除く)。
それ以外のメリットが特にないのが残念なところ。少しでもお得に購入したい場合はポイントの付与が期待できるECサイトが良さそうです。
偽物や模造品には注意
公式サイトで注意喚起がおこなわれていますが、偽物や模造品が出回っているようです。
購入の際は、上記の一覧から正規取扱店であるかを確認しておくと安心して購入できます。
もっとも注意が必要なのは、フリマでの購入です。正規取扱店で購入するのが理想ですが、フリマで購入する際は出品者にしっかりと確認することをおすすめします。
一緒に使いたいアイテム
「Tech Sling 3」は自立しないため、飲食店やデスクなどで置き場に困ることがあります。雨の日などは特に顕著で、濡れたバッグをデスク上や床、ソファなどに置くのは避けたいところ。。
そんなときに便利なのがバッグハンガーです。
どんなバッグにも使えるので、持っておいて損はないおすすめアイテムです。
まとめ
Aerの「Tech Sling 3」をレビューと、旧型の「Tech Sling 2」との比較も行ってみました。
僕が実際に使用して感じたメリット・デメリットは以下の通りでした。
メリット
- 12.9インチiPad Proを身軽に持ち歩ける
- 耐久性が高いので長く付き合っていける
- 汎用性が高いので、何にでも使えて出番が多い
- 問題点が改善され、より美しく、より使いやすくなった
デメリット
- マチが少なめで奥行きがあるアイテムがあまり入らない
もし気に入っていただけたら、ぜひ手に取ってチェックしてみてくださいね。
今回は以上になります。この記事が何かのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
またきてねー!ありがとー!