Thule Subterra 2 Backpackをレビュー!21Lと27L違いも解説
こんにちは。青山あお(@aoyamaao_com)です。
バックパックを選ぶとき、たくさんの荷物を収納したい、デザインも妥協したくない、頑丈で長く使えて、使い勝手の良さも外せない。そう思うのは当然のことですよね。
ですが、そんな理想を追い求めるほど、選択肢は限られてしまいます。
今回紹介するThuleの「Subterra 2 Backpack 27L」は、そんな理想を叶えてくれる汎用性の高いバックパックです。
この記事では、Thuleの「Subterra 2 Backpack」を詳しくレビューしています。結論として、メリット・デメリットは以下の通りです。
- シンプルな構成で使いやすい
- クッション性が高いので荷物を保護してくれる
- ハンドルが3箇所に付いてて持ちやすい
- 800Dナイロン/ポリエステルの生地で耐久性が高い
- 容量・大きさのわりには軽い
- 快適な背負い心地
- 簡易ロック用のループとセキュリティポケットが搭載されている
- 厳しいテストによって担保されている高い品質
- 最大5年の製品保証
- Bluesign認証製品で環境と人に優しい
- 自立させにくい
- 大きくて厚みがある
Thuleの「Subterra 2 Backpack」の使用感や詳細が気になっている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
とても使いやすいリュックだよ!
Thule Subterra 2 Backpackの概要
製品名 | Thule Subterra 2 Backpack | |
発売日 | 2024年5月 | |
容量 | 21L | 27L |
価格 | 22,880円 | 26,180円 |
モデル名 | TSLB415 | TSLB417 |
重さ | 850g | 950g |
大きさ | 高さ46cm, 横幅32cm, 奥行20cm | 高さ48cm, 横幅34cm, 奥行22cm |
ノートPCスペース | 高さ35.6cm, 横幅24.8cm, 奥行1.7cm | 高さ37.5cm, 横幅25cm, 奥行2cm |
カラー | 3色 (Black / Vetiver Gray / Dark Slate) | |
対応ノートPC | 15.6インチノートPC / 16インチMacBook | |
対応タブレット | 10.9インチ | |
製造 | カンボジア | |
材質 | bluesign認証800D ナイロン/ポリエステル | |
保証 | 最大5年 (Thule保証 2年 + 延長保証3年) |
Thuleってどこの国のブランド?
Thuleは1942年にスェーデンで設立された、アウトドア製品やカーキャリア(自動車の外部に取りつける荷台や箱)を中心に展開する企業です。創業者はErik Thulinで、設立当初はスウェーデンの南部に位置するスモーランド地方で釣具などのアウトドア用品を製造していました。
Thuleのベストセラー品は以下のようなものがあります。
- Thule Motion XT Cargo Box
- Thule Subterra Backpack
- Thule Chariot
https://thule.com/
Thuleは現在、カーキャリアだけでなく、ベビーカー、バックパック、旅行用バッグ、サイクルアクセサリーなど多岐にわたる製品を展開しており、世界中のアウトドア愛好家から人気を集めています。
ちなみに日本とスウェーデンの位置関係はこちら。
直線距離で約8000km離れてるみたい..
リニューアルされた「Subterra」シリーズ
Thuleの人気シリーズである「Subterra」が2024年の5月にリニューアルされ、「Subterra 2」として発売されました。新色の追加と機能刷新に加え、現代に対応した新スタイルの追加や、Bluesign認証素材の採用など様々な進化を遂げています。
より詳しい情報はこちらをチェックしてみてください。
Thule製品には最大5年の保証が付いている
Thule製品には標準で2年間の保証と、製品登録を行うことで1〜3年の追加保証を受けることができます。詳しくはこちら。
長期保証があると安心して使えるね!
日本でThule製品を購入するには?
残念ながらThuleの公式オンラインショップは日本からの買い物に対応していません。日本語には対応しているため、製品をチェックしたり、サポートに問い合わせたりすることは可能です。
日本でのThule製品の取り扱いは正規代理店のゼット株式会社が行っています。こちらで製品の不具合等に関する問い合わせにも対応してくれます。Thuleに関する情報も豊富なので、ぜひチェックしてみて下さい。
また、Amazonや楽天市場などのECサイトでも取り扱いがあります。
ここからは実物を使ってレビューしていくよ!
Thule Subterra 2 Backpack 27Lをレビュー
「Subterra 2 Backpack 27L」の全体の構成は以下の通りです。※21Lタイプは若干異なります。
フロントとメインの2つの大きな収納を基本として、両サイドにドリンクホルダー、右サイドにノートPC用ジッパーとセキュリティポケットを備えています。ハンドルはトップと右サイドの2つ。シンプルな構成で使いやすいバックパックになっています。
外観
全体は黒一色で構成されていてシンプルなデザインです。丸みをおびたフォルムに、黒いロゴが光の反射によって浮き上がります。
背面も黒一色です。右端のBluesignのタグが青いので目を引きますね。
両サイドにはドリンクホルダーがあります。側面から見たときに前方に少し傾いているのは、底面の構造によるものです。この点は後述します。
底から見るとこんな感じです。全体にクッションが入っていてふわふわしています。
自立性
残念ながら自立性はあまり高くありません。
底面が平らなのはPCポケットの下部だけで、それ以外は斜面になっています。これにより、置くときに意識しないと自立させるのが難しいです。
斜めになっている底面を地面に密着させることで、前方に傾いた状態で自立させることができます。底に重量のある荷物を入れてあげると安定感が増しますが、空の状態で自立させるのは苦手です。
素材
素材は「Bluesign認証800D ナイロン/ポリエステル」が全面に採用されています。耐久性に優れており、環境に有害な化学物質であるPFCを含まない耐水加工が施されています。
Bluesign認証ってなに?
bluesign?ブルーサイン?ってなんだろう?
Bluesignは、スイスに拠点を置く「Bluesign Technologies社」が運営・管理する認定制度です。
Bluesignは世界で最も厳しい基準の一つとされており、さまざまな分野の専門家80人以上のスペシャリストが揃ったチームによって評価されています。
主な目的として「有害な化学物質の削減」「資源の効率的な利用」「労働環境の改善」「消費者の安全性確保」があり、環境と人々を守るための重要な指標となっています。
つまり、Bluesign認証を取得している製品は、
「製造過程全体と完成品の両方が、環境負荷を最小限に抑えつつ、労働者の安全と消費者の健康を保証している製品」
といえます。
環境と人に優しい、安心・安全の製品ってことだね!
ジッパー
ジッパーはYKK製です。引っ掛かりがまったくないので、とても快適に開け閉めできます。
ジッパープルはスニーカーのヒモのような感じです。先端が散らばらないようにテープのようなものが巻かれています。このおかげで滑りにくく掴みやすくなってます。
両サイドのジッパーの根本部分には、ジッパーをロックするためのループが付いています。
ジッパーをループの下に移動させることで、簡易的なロック状態にできます。簡単に中身にアクセスできなくなるためセキュリティが向上します。南京錠を付ければさらに強固にできます。海外旅行の際などに活躍してくれそうです。
ハンドル
トップにはハンドルが付いてます。ナイロン生地が二重になっていて、厚すぎず薄すぎず掴みやすいです。等間隔で溝があるので、滑り止め効果もありそうです。
裏側も同じ生地。
右サイドにもハンドルが付いてます。
同じ素材で、トップよりも長めに作られています。
ドリンクホルダー
両サイドにはドリンクホルダーが搭載されています。27Lは左右非対象で、右側はゴムバンド式、左側はジッパー付きポケットになっています。
フロント収納
フロントジッパーを開けると、大きなポケットが1つ、中ポケットが2つ、ペンホルダーが2つあります。
いちばん奥はガバッと入れられる大きなポケットになってます。
大きさは横27cm、縦17cmほどです。A5サイズのノートや11インチのタブレットなどを収納できます。
左にはキーチェーンが付いています。鍵や社員証などを繋げておくのに便利です。
右ポケットの内部はマイクロファイバー素材になっていて、メガネなども入れられます。
さらにその下には深さがある空間が続いています。
深さは19cmほどあるため、大きいものを収納できます。一方で、マチがないので厚みのあるものを入れるとメイン収納が圧迫されます。
フロント側の背面にはジップポケットになってます。
ここも内部はマイクロファイバーになってます。
フロント面の内部にも厚みのあるクッションが入っています。
メイン収納
メイン収納を開くと、PCポケット、タブレットポケット、ストレッチポケットがあります。底面のマチが15cmもある大容量の収納スペースになってます。
フロント側の背面にはメッシュポケットが付いています。
各ポケットを見ていきます。
PCポケットはの内部はマイクロファイバーになっています。
背面側と仕切り板の両方に厚手のクッションが入っていて、前後からしっかりとPCを保護してくれます。
PCポケットは右サイドのジッパーからもアクセスできます。(27Lのみ)
タブレットポケットにもクッションが入ってます。どこを見てもふわふわです。
その下はストレッチが効いたメッシュポケットになっています。
びにょ〜んと伸びます。
メイン収納は容量が大きく構成もシンプルなのでとても使いやすいです。荷物が増えたときもサイドジッパーからサッとPCを取り出せるのも嬉しいところ。
セキュリティポケット
右サイドにはセキュリティポケットが搭載されています。隠しポケットながらもアクセスしやすいので、財布などを入れるのに最適です。
商品の説明に記載されていなかったのでサポートに確認してみましたが、スキミング防止機能は搭載されていないとのことでした。
背面
最後に背面を見ていきます。
左側のショルダーストラップにはTHULEのロゴが入ってます。
背面はしっかりとしたクッションで覆われています。
クッションはメッシュ構造で通気性にすぐれています。
ショルダーストラップの裏面にも同じクッション材が使用されています。
中央にはキャリーケース用のストラップが用意されています。持つときにハンドルとしても使えて何かと便利です。
下の方までしっかりとクッションで覆われています。
下から見上げるとこんな感じです。
右サイドにはセキュリティポケットがあります。
ショルダーストラップの根本はしっかりと縫い付けられています。
チェストストラップはスライド式で上下の位置を調整できます。こちらは一番上までスライドさせたところです。
一番下まで移動してみました。
チェストストラップは一部がゴムになっていて、この部分が収縮して負荷を軽減してくれます。
思いっきり伸ばすとこうなります。
長さを調整するアジャスターと、超過したストラップをまとめておくゴムバンドが付いてます。
バックル部分は半分埋まってます。緩みにくくする効果でもあるのかも。
いろいろなものを入れてみよう!
試しに色々なものを入れて、どのくらいの荷物が収納できるかチェックしてみます。
フロント収納
まずはフロント収納です。
A5ノート、モバイルバッテリー、ケーブル、ボールペン、サインペン、スマホを入れてみました。
マスクケースやハンカチ、ティッシュ、ハンドクリーム、除菌シートなどのよく使うものを入れておくのも良いですね。
左側のポケットは鍵やAirTagを繋げて入れておくのもいいかも。
フロントの背面にあるジップポケットには、ハンディファンやイヤホンなどを入れてみました。このポケットは前面にリュックを背負った場合にアクセスしやすいので、よく使うものを入れておくのに便利です。
この部分にマチの大きいものを入れると、メイン収納を圧迫してしまいます。
本を縦向きに入れれば、横スペースが空くので600mlの水筒なんかも入ります。
この部分はpatagoniaの6Lのキューブが丁度よく入るくらいには容量があります。
さらにその上に同じpatagoniaのキューブの3Lを重ねる余裕があります。
500mlのペットボトルと比較すると、これくらいの大きさになります。
フロント収納は小物を整理できるポケットに加えて、空きスペースに10Lくらいは入りそうだね!
メイン収納
次はメイン収納にいろいろと入れていきます。マチが15cmほどあるので、大きいものも収納することができます。
2Lのペットボトルを3本入れてみました。まだまだ余裕があります。
お弁当セットを入れてみました。スープジャー、弁当箱、水筒2本(500ml + 600ml)です。
15インチのMacBook Pro。
PCポケットはサイドジッパーから出し入れできるので、荷物をたくさん詰め込んでいても取り出しやすいです。
タブレットスリーブに12.9インチのiPad Proを入れてみました。Smart Keyboard Folioを着けたままでも多少の余裕があります。
その下のストレッチポケットにUSBハブ、ケーブル、充電器を入れてみます。
収納後はこんな感じです。PCアクセサリ類をスッキリとまとめて収納できて良い感じです。
さらにpatagoniaの14Lのキューブを入れてみました。上下左右に多少の余裕があるのでもう少し入りそうです。
さらに3Lのポーチを重ねることができます。これでジッパーを閉めれるギリギリです。
メイン収納にたくさん詰め込んだ場合、フロント収納を圧迫してしまうので注意です。
さきどのフロント収納の例では本3冊入ってましたが、2冊でパンパンです。
メイン収納は15〜20Lくらい入りそうだね。フロント収納と奥行きを共有してるから気をつけないとね!
ドリンクホルダー
ドリンクホルダー(右)
右側のドリンクホルダーには500mlサイズの水筒が2本同時に入ります。すごい!
よく使うモバイルバッテリーやハンディファン、ポーチなどを入れておくのにも使えます。
これは横幅が広いのに加えて、ゴムでマチを広げられるため沢山収納できています。
ドリンクホルダー(左)
左側のドリンクホルダーはジッパータイプです。横幅は右と同じですが、マチを広げることができないので水筒や折りたたみ傘は1本しか入りません。ジッパーが付いているのでスマホやイヤホンなどを入れるのに適しています。
セキュリティポケット
セキュリティポケットの入り口はパスポートが丁度よく入る大きさになってます。
中は高さが結構あるので、パスポートは余裕で入ります。
もちろんコンパクトな財布も収納できます。
斜めに入れる必要がありますが、長財布も大丈夫です。
なんなら3つ同時に収納できるくらいの容量はあります。メイン収納の量にもよりますが、たくさん入れすぎるとボコっと飛びだすので違和感が出ます。
セキリュティポケットはショルダーストラップを片方だけ外してリュックを正面に持ってきたときに、ちょうど開けやすい位置にあります。アクセスしやすくて使いやすいポケットになってます。
全部でどれくらいの荷物が入る?
すべて収納したあとの状態はこんな感じです。
これだけ入れば2泊くらいの旅行や出張も大丈夫そうだね!
Thule Subterra 2 Backpackのカラーを比較 (Vetiver Gray, Dark Slate)
カラーはBlack、Dark Slate、Vetiver Grayの3色展開です。
Blackは既に紹介済みなので、Dark SlateとVetiver Grayの2つを紹介します。
Dark Slate
Slateは馴染みがない色だったので辞書を引いてみると「青みがかった濃灰色」となってました。
実物は光の加減で青緑〜黒にも見える独特の色味です。こちらはDark Slateの21Lなので、27Lと若干構造が異なります。(詳しくは後述してます)
内部は爽やかなパステルグリーンです。優しい色味で清潔感があります。
Vetiver Gray
Vetiverも聴き慣れない単語だったので調べてみたころ、インドのタミール語で「掘り起こした根」という意味のようです。
実物は茶系〜黄土色にグレーを足したような色味です。
内部はパステルイエローで優しい感じです。どの色も内部がパステルカラーなのは良いですね。
Thule Subterra 2 Backpackの21Lと27Lの違い
21Lと27Lでは、容量に違いがあるだけでなく構造が若干異なります。違いは主に4箇所あるので紹介していきます。
1. フロント収納の深さ
フロント収納の下部は27Lの場合は19cmほどありますが、21Lの方はほとんど深さがありません。
2. 右サイドのハンドルとPCジッパー
27Lは右サイドにハンドルとPC用のジッパーがあります。この2つが21Lにはありません。
3. ドリンクホルダー
27Lは左右のドリンクホルダーの構造が異なります。右がゴムバンドでマチが広がるタイプ。左がジッパーポケットになっています。21Lは両方ゴムバンドタイプです。
4. 荷物を詰め込んだときの安定感
大きな差はありませんが、荷物を詰め込んだときの傾き具合が若干異なります。21Lの方が直立に近いです。
容量
「いろいろな物を入れてみよう!」で実際に収納したものを21Lにも入れてみました。
その結果、聖書サイズの手帳、A5ノート、ペンケースの3つが入りませんでした。
詰め込んだあとの21Lはこんな感じになりました。パンパンです。
レビューは以上だよ!イメージはつかめたかな?
Thule Subterra 2 Backpackの気に入っているところ
全体的なバランスが良くて使いやすい
実際に使ってみた感想としては、「全体的なバランスが良くて使いやすい」という印象でした。使う人を選ばず、万人受けしそうな使いやすいリュックです。
収納スペースはそれぞれの役割が明確で、小物を整理できるフロント収納に、PC/タブレットを収納しつつ大容量を誇るメイン収納の2つを中心として、補助的な役割のポケットやジッパーが配置されています。必要以上に収納が区切られていないので、大きな空間を広々と使えます。
大容量で軽いので、日常的に気軽に使える点も気に入ってます。
例えば、ぼくは図書館をよく利用しているので、借りた本を10冊まとめて入れたり、
仕事帰りにジムやサウナに行くためのウェアやシューズ、タオル、着替えなどを入れておいたりも。PCと弁当箱を一緒に入れても大丈夫な容量なのが嬉しいです。
ビジネスからプライベート、旅行や出張までこれ一つで対応できます。カラーやデザインもシンプルなので、ビジネスシーンでも違和感がありません。汎用性が高く、気軽にどんなシーンにも幅広く使えるのが魅力です。
最大5年間の保証が付いているからガンガン使える
Thule製品は厳しいテストが行われているため、高い品質が担保されています。以下は公式サイトの品質テストについての抜粋です。
Thule公式サイト 極限を追求するテストより
さらに、標準で2年の保証と3年の延長保証までついています。高品質+長期保証という隙のなさで、安心して毎日使えます。
長期保証が実現できてるのは、入念な品質チェックの賜物なんだろうね!
軽量でクッション性が高く、背負い心地も快適
リュック全体の生地の内側にクッションが入っているため、どこを触ってもふわふわです。収納した荷物への衝撃を緩和してくれます。ポケットの内側にマイクロファイバーが使われている箇所も多いので、ガジェットやカメラなども入れやすいです。
27Lという大容量にもかかわらず、重さは950gと1kg以内におさまっています。クッション性の高さも相まってとても軽く感じます。
また、ショルダーストラップが湾曲しているので、体にいい感じにフィットしてくれるため背負い心地が快適です。ストラップを長めに調整することで、背中とバックパネルの間に隙間を作ることで通気性を確保しやすくなります。
チェストサポートは一部がゴムになっているので、びにょ〜んと収縮することで負荷を軽減してくれます。ガチガチに固定されるわけではないので柔軟性があります。
リュック全体の軽さとクッション性に加えて、背負ったときのサポート力が高いため、荷物を詰め込んだときの不快な要素をあまり感じさせないのもこのリュックの魅力です。
個人的には、普段使い用のリュックは固くて頑丈なものよりも軽くて使いやすい方が好みなので、この点はとてもよかったです。
Thule Subterra 2 Backpack 27Lの気になるところ
自立しづらく、前に倒れ込んでくる
すでに何度か触れましたが、底面に芯材が入っておらず、平坦でもないため、自立させにくいです。丁寧に置いたり、中に荷物を入れることで自立させることはできますが、安定性に難があります。また、前に倒れ込んだ状態になってしまうため、立てた状態で荷物の出し入れがしづらいのが難点です。
自立性が高かったら完璧だった…
リュック全体の奥行きが厚め
27Lという日常使い用としては大きめの容量となっている分、リュック全体の厚みが増しています。全面にクッションが入っているのも拍車をかけています。
混雑した電車や人混みなど、人が多くて大きなリュックが足枷になりそうな場所によく行く場合は、使いづらさを感じてしまうかもしれません。
ぼくは車移動がメインだから、この点はあまり気にならないかな..
Thule Subterra 2 Backpack 27Lのメリット・デメリット
メリット・デメリットをまとめるよ!
- シンプルな構成で使いやすい
- クッション性が高いので荷物を保護してくれる
- ハンドルが3箇所に付いてて持ちやすい
- 800Dナイロン/ポリエステルの生地で耐久性が高い
- 容量・大きさのわりには軽い
- 快適な背負い心地
- 簡易ロック用のループとセキュリティポケットが搭載されている
- 厳しいテストによって担保されている高い品質
- 最大5年の製品保証
- Bluesign認証製品で環境と人に優しい
- 自立させにくい
- 大きくて厚みがある
まとめ
Subterra 2 BackpackはThuleの人気プロダクトSubterraシリーズを刷新したリニューアルモデルです。
シンプルながらも無駄がない構成で使い勝手がよく、たくさんの荷物を整理して収納できます。クッション性の高さや、負荷を分散してくれる高品質なベルト類のおかげで荷物の重さを感じにくいです。
厳正なるThuleのテストを通過し、高い耐久性と品質が保証されています。Bluesignにも認定されているため、環境や人に優しく、安全に使用できます。
日常からビジネスシーン、旅行や出張まで対応できる汎用性の高さが魅力です。ぜひ手に取ってチェックしてみてください。
- 軽くて使いやすい大容量のリュックを探している人
- 日常、ビジネス、旅行を1つのリュックで対応したい人
- 長く使える高品質なリュックを探している人
今回は以上になります。この記事がリュック選びのお役に立てれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました!
ありがとー!また遊びにきてねー!
他にもリュックをレビューしてるから、よかったらチェックしてみてね!