【Aer Day Pack 3 (31014)をレビュー】普段使いに最適な14Lのリュック。ビジネスにもおすすめ!
「AerのDay Pack 3が気になってて使い心地が知りたい…」
「かっこよくて長く付き合える素敵なリュックを探してる」
「14リットルってどれくらいの荷物が入るんだろう…?」
この記事はそんな人むけに書いたよ!
こんにちは!青山あお(@aoyamaao_com)です。
Aerの人気商品「Day Pack 3」がついに3世代目となり、2024年の春に発売されたばかりです。
Aerらしいシンプルで洗練されたデザインと、使用者のために考え抜かれて設計された各種ポケット、さらには耐久性が非常に高いため良い状態を保ったままずっと使用し続けられるなど、たくさんの魅力を兼ね備えています。
そんな高い完成度を誇り、圧倒的な満足感を与えてくれる「Day Pack 3」は、デザインや容量の両面で、ビジネスやプライベートのどちらにも対応できる点も秀逸です。
一方で、実際に使ってみると「ここはちょっと使いにくいなー」と感じる部分もありました。
この記事では、そんな「Day Pack 3」の良い点や気になる点を、豊富な写真付きで詳しく紹介しているので、よかったらチェックしてみてください。
Amazonで無料で試着する方法も解説してるよ!
それでは、いってみましょう!
Aer Day Pack 3の概要
名称 | Day Pack 3 |
商品コード | AER-31014 |
発売日 | 2024年 |
値段 | 34,100円 |
重さ | 1270g |
大きさ | 縦44cm, 横30cm, 奥行き14cm |
容量 | 14L |
Day Pack 3の特徴
Day Pack 3は名前の通り、普段使いに最適なバックパックです。
本体素材には1680Dコーデュラバリスティックナイロン、フロント部分には防水性に優れた840Dナイロンのコーティング素材を使用しており、耐久性に優れています。
14Lの収納と各種ポケットを備えていて、スマートに整理して収納でき、自立性も高いのが特徴です。
Aerとは?
Aer(エアー)は、2014年にサンフランシスコを拠点とした、クラウドファンディング発祥のブランドです。トラベル、ジム、オフィス向けにデザインされたプロダクトを展開しています。
基本カラーは黒、余計な装飾なし、耐久性が高い素材を採用…などがAer製品の特徴です。
Aerの製品は、次のような理念のもとにつくられています。
Our DNA
都市のニーズを満たす機能、洗練されたデザイン、建築的なスタイルの調和のとれたミニマリストバッグを創造することを目指しています。
Simplicity(シンプル)
物事をよりシンプルで洗練されたものにするミニマリスティックな思考
Utility(実用性)
高い機能性、ユーザーフレンドリー、スマートデザイン
Durability(耐久性)
耐久性の高い、上質な素材(生地・トリム)を使用
https://aerjapan.jp/help/about
Aer Day Pack 3をレビュー
それでは実際に、細かい部分を見ていきましょう!
全体
フロント面は防水性に優れた840Dナイロンのコーティングファブリックが使われています。光沢があり、これぞAerという感じです。
フロント以外の外部には1680Dコーデュラバリスティックナイロンが使われていて、耐久性が非常に高くなっています。
なにも入れていない状態でジッパーを全開にしてもしっかりと自立します。この状態でも中心はまっすぐに伸びていて、びっくりするほど安定性が高いです。
収納は大きく分けると次の4つになります。
- フロント収納
- クイックアクセスポケット
- ドリンクホルダー
- メイン収納
順番に見ていきましょう。
フロント収納
フロント面のジッパーを開くと、各種ポケットが顔を出します。
いちばん上の収納ポケットは、縦27cm、横26cmくらいの大きさで、あまり厚みがない大きめのノートなどを入れるのに最適です。
システム手帳なども入りますが、厚みがあるものを入れるとメイン収納部分を圧迫してしまうので、薄めのものが適しています。
次のようなB5サイズ以下のノート類を収納可能です。
ファスナー部分の収納は高さ15cm, 横24cmくらいで、キーチェーンが内蔵されています。
マチがほとんどないので、鍵や領収書、ちょっとした小物類、ハンカチ、ポケットティッシュなどの収納に向いています。
横長のマスクケースなども収納可能です。※下の画像は収納途中ですが、きちんと収まります。
ポケット部分にはガジェットやメモ帳、文房具、名刺入れ、スマホなど、好きなものを入れることができます。ストレッチが効いているので、多少の幅があっても大丈夫です。
リュック内でスマホを充電したいときは、このポケットを活用することで、スッキリと充電することができます。
フロント面はアクセスしやすいので、使用頻度の高いものを入れておくと便利です。電車でリュックを前に背負っているときや、デスクの足元に置いているときでもサッと取り出せます。
内装はホワイトグレーで統一されていて、優しい印象で落ちつくね!
フロント面の内部はマチがほぼ無いものの、ドーム型の立体的な構造になっているので、空洞部分にモノを入れることができます。
かさばるけど、あまり重くない物を入れるのに適しています。例えば衣類などです。
試しに、ナイロン製の中綿入りのジャケット(patagoniaのナノエアフーディー)を入れてみましたが、すっぽりと収まりました。
出し入れしやすいので、体温調節用に上着やインナー、マフラーや帽子などを入れておくのにちょうどいいです。
クイックアクセスポケット
トップ部分の中央にはクイックアクセスポケットがあります。適度な容量でアクセスもしやすいので、めちゃくちゃ便利です。ジッパーの開け閉めも快適。
大きさは、深さ12cm, 横幅20cmほどです。iPhone 15 Proを縦に入れると頭が少し出るくらいの深さ。
使用頻度の高い三種の神器、スマホ、イヤホン、財布がすっきりと収納できます。
※入れてるのはこちら (iPhone 15 Pro, SONY WF-1000XM4, 鎌倉シャツで買った財布)
内部はクッション素材になっているので、メガネやサングラスなども大丈夫です。
使用頻度No.1でめっちゃ便利! ジッパーも頑丈だからガンガン使えるよ!
ドリンクホルダー
右サイドにはドリンクホルダーが付いています。
マチは蛇腹状になっていて、ボトルの大きさに応じて拡張できます。強力なゴムでボトルをホールドする構造になってます。ゴムが結構強いので、ボトルを挿し込むのがちょっと大変です。
全体をみるとこんな感じです。
メイン収納
メイン収納は止水ジッパーになっていて、水の侵入をしっかりと防いでくれます。ここには高価なPCやタブレット、濡れると困る書類などを入れることが多いと思うので、防水だと安心して収納できます。
ジッパーを開くと、16インチまでのPCを収納可能なクッション付きのポケットと、タブレットを収納可能なポケットが付いています。
15インチのMacBookと12.9インチのiPadを入れてみました。すっきりと収まります。
PC収納ポケットと背面の間に入っているクッションはかなり分厚いです。PCをしっかりと守ってくれます。
PCを入れない場合は、A4サイズの書類や封筒、ファイル、クリップボード、雑誌などを代わりに収納できるので、書類多めの方でも使いやすいです。
PCポケットの反対側は、下部にファスナー付きのポケットがあり、上部にはクイックアクセスポケットの裏側が見えます。
クイックアクセスポケットとメイン収納は、収納スペースを共有する構造なので、あまり詰め込みすぎるとメイン収納部の上部が圧迫されてしまいます。
クイックアクセスポケットの裏側にAirTag用のポケットが隠されています。
下部にはジッパーポケットがあり、厚手の板が入ってます。このポケットは収納というよりは、板を入れるために存在してそうです。
こんな感じのよくわからない板が入ってます。しっかりした素材で固いです。
この板は衝撃吸収や耐久性upの他に、自立するのを安定させる効果があります。このおかげで、中央部分は背筋をピンと伸ばして直立しています。
何も入れなくても、とても安定して自立するので、物の出し入れがとってもやりやすいです。
メイン収納のジッパーは左右で高さが異なります。
左サイドは一番下までジッパーが付いていますが、右サイドはドリンクホルダーがある関係で途中までしか下げれません。
ジッパーの高さが左右非対称なので、使ってて違和感があります。正直、ちょっと出し入れしづらいと感じます。
底面はこんな感じで、台形になってます。
表記されている奥行きは14cmで、外側を測れば合っているのですが、実際のメイン収納の奥行きは10cmちょっとになります。
メイン収納部はどれくらい入る?
メイン収納部は奥行き10cmほどで、おもったよりも荷物が入りません。ドリンクホルダー側のジッパーが最後まで下げれないので、出し入れもちょっとやりづらいです。
ためしにガジェットポーチを入れてみました。
ガジェットポーチを2つ入れると余裕がなくなってきます。
まだポーチ1つ分くらいの余裕はあります。ほぼ満員状態でパンパンになりますが、入らないことはないです。
弁当箱などは入りません。(ジッパーが閉めれない。薄型であれば入りそう)
※試しに入れてるのはこちら。
メイン収納はおもったよりも入らないので、荷物が多かったり、弁当を入れたい場合は不向きです。
背面
背面の中央には溝があり、その両サイドにクッションが配置されています。弾力と厚みがあるプチプチのような感触で、クッション性が抜群です。
ショルダーベルトにも同様に厚手のクッションが入っています。前後のクッションで支えてくれるので、背負い心地はフワッとしていて気持ちいいです。
チェストサポートはスライド式になっていて、簡単に位置を調整できます。
チェストサポートの接続はマグネット式なので、取り付け・取り外しも簡単です。
キャリーケースに取り付けるためのハンドルも用意されています。
ハンドル (トップ、左サイド )
トップと左サイドには手で持つためのハンドルが付いています。
どちらもやや固めのクッションのような感じで、弾力があります。つかみやすさ、持ちやすさが抜群です。
一度にどれだけ入るかチェック!
結論からお伝えすると、以下のものを入れることができました。
入れたもの一覧
- 500ml 水筒
- Mac Book 15インチ
- iPad 12.9インチ
- A5ノート
- 聖書サイズ システム手帳
- ミニノート
- 名刺入れ
- ボールペン
- ガジェットポーチ ×2
- マスクケース
- 中綿入りナイロンジャケット
これらを収納した後のふくらみ具合はこんな感じでした。
※少し余裕を持たせてるので、もう少し入ります。
手持ちのアイテムと比較して参考にしてみてね!
これだけ入れば仕事や遊び用の普段使いとしては十分でしょう。
旅行には容量不足で向いていないと思うので、素直に別のリュックを使った方がよさそうです。
買ってよかったところ
リュックとしての完成度が高く、使いやすくて大満足
上部ポケットやフロント収納はアクセスしやすく出し入れも快適で、メイン収納は水気や衝撃からしっかりと守ってくれる安心感があります。それぞれの役割が明確なので、とても使いやすいです。
Aerでもっとも人気のあるDay Packの3世代目ということもあって、これまでの欠点が改善され使い勝手は最高クラスになっています。
デザイン面も、黒で統一されたシンプルな外観と、ホワイトグレーで美しさがupした内部でますます洗練されています。
総じてリュックとしての完成度が高く、満足度がとても高いです。
自立させた時の安定感が抜群で荷物が取り出しやすい
リュックのポケットに物を入れるときに、フニャッっとなって入れ損ねた経験はありませんか?
その場合、手で支えながら収納したり、リュックを机の上に置いてから収納したりと、ストレスに感じることがありました。
Day Pack 3は中央部分には板が入っているので、背筋がまっすぐに伸びた状態が維持されます。そのおかげでフニャッとならず、物の出し入れがとても快適におこなえます。
何も入れずにジッパーをフルオープンしても余裕で自立するので、安定感が非常に高いです。ちょっと感動してしまいました。
フワフワな背負い心地で疲れにくい
背面の分厚いクッションと、ショルダーベルトの厚手のクッション、さらに上下の位置を柔軟に調整できるチェストサポートのおかげで、背負い心地が非常に快適です。
本体重量が1270gで何も入れていなくてもやや重めなのですが、それを感じさせないくらいフワフワです。
正直、チェストサポートは今まであまり使ってこなかったのですが、Day Pack 3は上下の調整が細かくできて、マグネットで着脱できるのでかなり使いやすい点もGood。実際に使ってみると、肩への負荷が分散されて楽になるので想像以上によかったです。
耐久性が異常に高いので長く使える
Day Pack 3の主だった部分には「1680Dコーデュラバリスティックナイロン」が使われています。
この素材は軍用の防弾ベストにも使われており、摩耗や引裂き、熱や水に強く、耐久性が非常に高いという特徴を持ちます。
実際に、同じ素材で作られたAer製品を4年以上愛用し続けていますが、長期間、高頻度で使っているにも関わらず、いまだに新品と変わらないくらいの状態を保っていて、劣化がほとんど見られません。
そのため、Day Pack 3にも同じことが期待できます。おそらく一生使い続けられるくらい耐久性が高そうなので、長く付き合っていけるところも嬉しいポイントです。
気になるところ
全体的に完成度が高く、クオリティや使い勝手など最高レベルなのですが、唯一の欠点はドリンクホルダーまわりです。
ドリンクホルダーが使いにくい
ドリンクホルダーになにも入れていないときは平たく潰れているので、水筒の入り口を確保するために、少し力を入れて開く必要があります。
このゴムがけっこう強力なので、単純に水筒が入れにくいです。挿入口を確保して維持しつつ水筒を挿し込む必要があるのでちょっと手間です。
ゴムがどれくらい強力なのかというと、500mlの水筒に水を満タンに入れた状態で、逆さにしてもすぐには落ちないくらいにはホールド力があります。
もう少しゴムをゆるくして、ボトルの抜き差しが楽に行えるとよかったです。
メイン収納のジッパーが左右非対称で使いづらい
これもドリンクホルダーの影響になるのですが、メイン収納部のジッパーの長さが左右で異なり、非対称です。使っていると、バランスが悪く使いづらさを感じてしまいます。
ジッパーをガバッと開けたいときも、片方だけ途中までしか開かないため、気持ち悪さを感じます。
また、ドリンクホルダー側のジッパーは、水筒が入った状態だと開け閉めの際に邪魔になってしまいます。
さらに、ジッパーを閉じたあとにボトルを入れた場合、開けるときに干渉してしまいます。
こうなると、一旦ボトルを取り出してからジッパーを開ける必要が出てくるので、こちら側のジッパーには問題点が多いです。
とはいえ、それ以外には欠点は見当たらないので、ドリンクホルダーまわりが許容できそうなら、買って損はない素晴らしい製品だと思います。
購入ガイド
Aer製品はどこで購入するのがお得なんだろ?
結論からお伝えすると、Amazonがもっともお得です。理由を説明していきます。
購入するならAmazonがおすすめ
Amazon購入のメリットは大きく2つあります。
- 試着サービス「prime try before you buy」を利用して実物を確認後に購入できる
- Amazonポイントが付いて少しお得に購入できる
順番に説明していきます。
1. 試着サービス「prime try before you buy」を利用して実物を確認後に購入できる
こちらはAmazon公式が販売元のDay Pack 3です。「prime try before you buy」の対象になっているため、実物を確認してから購入を決めることができます。
気に入らない場合は返品すればよいので、安心して購入できます。
ただし、Amazon Prime会員向けのサービスなので、会員になる必要があります。
Amazon Primeは30日間無料で試すことができるので、試着のために一時的に加入してすぐに退会することもできます。他にも、一部の音楽や電子書籍が使い放題になったり、アニメや映画などが見放題になったりと多くのメリットがあるので、とても魅力的なサービスになっています。
Amazonプライムは↓の記事で詳しく解説してるよ!
便利な特典が盛りだくさんだから、よかったらチェックしてみてね!
2. Amazonポイントが付いて少しお得に購入できる
こちらはAmazon公式ではない販売元から出品されている「Day Pack 3」です。
※Aer公式に記載されている正規取扱店なので安心して購入できます。
「prime try before you buy」の対象ではない代わりに、購入後に2%のポイントが付与されるので、実質割引価格で購入することができます。
以上の2つの理由から、Amazonなら実物を確認して納得した上で購入することができたり、割引価格で購入できたりというメリットがあります。
多少時間がかかっても良いなら、上記2つを併用して実物を確認しつつ、ポイントが付与される販売元から購入するという手も使えます。
※ポイント付与率だけを見るなら、楽天やYahooショッピングもおすすめです。販売元やセール、在庫の状況などによってポイント付与率は変化するので、比較して検討してみてください。
公式はメリットが少ない
Aer公式ショップでも購入可能です。「確実に正規品である点」や「在庫が豊富な点」が公式ショップのメリットといえます。また、会員登録を行えば送料も無料になります。※ゲスト購入の場合は送料が一律540円必要です(送料込みの商品を除く)。
それ以外のメリットが特にないのが残念なところ。少しでもお得に購入したい場合はポイントの付与が期待できるECサイトが良さそうです。
偽物や模倣品(コピー商品)に注意
公式サイトで注意喚起されていますが、Aerの偽物や模造品が出回っているようです。購入する際は、購入先が正規取扱店であるか確認しておくと安心です。
Amazonで購入する際は、購入ボタン下の販売店をチェックしましょう。
上記の販売元の「プライマルストア」はAer公式の正規取扱店一覧に記載されているので、安心して購入できます。
フリマなどで購入する場合も、出品者によく確認してから購入することをおすすめします。
偽物まで出るってことは、それだけ人気があって魅力的な商品ってことだね!
まとめ
今回はAerの人気商品「AER-31014 Day Pack 3」を紹介しました。
僕が実際に使ってみて感じたメリット・デメリットは次のとおりでした。
- 良いところ
- リュックとしての完成度が高く、使いやすくて大満足
- 自立させた時の安定感が抜群で荷物が取り出しやすい
- フワフワな背負い心地で疲れにくい
- 耐久性が異常に高いので長く使える
- 気になるところ
- ドリンクホルダーが使いにくい
- メイン収納のジッパーが左右非対称で使いづらい
Aerの理念にもあるように、ミニマリスト思考の人が特定のアイテムを整理して収納するために最適化された、シンプルで美しい、頑丈なリュックという印象です。
モノがたくさん入るわけではないので、荷物が多い人には向いてないと思います。
条件さえ合えば、永く付き合える素敵な相棒になるね!
- こんな人におすすめ
- 収納する物がある程度決まっていて、14Lで十分な人
- 耐久性が高くて長く使えるリュックを探している人
- ミニマリストの人
- おすすめできない人
- 荷物が多くて大容量のリュックを探している人
今回は以上になります。この記事がお役に立てれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
また遊びにきてね!ありがとー!
他にもリュックをレビューしてるから、よかったらチェックしてみてね!