バックパック
PR

LiberFlyer ムーヴィア(Movia)レビュー|薄型なのに頑丈、7L→14Lに拡張可能なバックパック

青山 あお
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
このブログを書いてるひと

About Me

青山あお
青山あお
ブロガー / ITエンジニア
Profile
普段はITエンジニアをしながら趣味でこのブログを運営しています。
バックパックを中心に、スリングやポーチなどを自分で試してレビューしてます。
素材や仕様の違いを調べたり、どんな目的で作られたのかを考えるのが好きです。記事が参考になればうれしいです。
プロフィールを読む

※この記事はリバーフライヤーの提供でお送りします。

今回レビューするのは、リバーフライヤーの「ムーヴィア(Movia)」です。

第一印象は、とにかく「薄い」でした。ところが実際に手に取ってみると、その薄さからは想像できないほど、しっかりと芯の通った作りの良さが感じられました。通常時は7Lの薄型ながら、拡張すれば14Lまで容量が増える、ユニークな構造のバックパックです。

良いと感じた点も気になった点も、忖度なく率直にお伝えしていきます。各部を細かくチェックしていくので、購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。

LiberFlyer ムーヴィアの基本情報

製品名Movia (ムーヴィア)
発売日2025年10月30日
価格 (税込)9,800円
大きさ横幅33cm, 高さ49cm, 奥行9〜16cm
重さ890g
容量7L〜14L
対応PC / 書類16インチ / A4

LiberFlyerってどんなブランド?

LiberFlyer(リバーフライヤー)は、東京・日本橋に本社を構える日本のトラベルブランドです。

「Liber(自由に) + Flyer(飛び回る)」が名前の由来で、海外旅行経験が豊富なメンバーが「誰もがスマートで安全な旅を」をコンセプトに2018年に立ち上げました。英語のブランド名と「リバーフライヤージャパン」という社名から海外メーカーの日本法人に見えますが、企画・設計から販売・サポートまで東京で行っている日本発のブランドです。

海外旅行ではスリや置き引き、スキミングといった犯罪リスクが付きもので、せっかく楽しみにしていた旅行が台無しになるケースも少なくありません。

LiberFlyerの製品はこうしたリスクに対応するセキュリティ性能を軸に、イタリアやフランスのデザイナーと組んで普段使いしても違和感のないデザインに仕上げつつ、日本人の体型や使い勝手に合わせた機能設計を施しているのが特徴です。すべての製品が日本国内でダブルチェック検品を経て出荷されています。

セキュリティポーチやボディバッグを中心に展開しており、地球の歩き方やMonoMax、Peach航空機内誌、地上波テレビなど多くのメディアにも取り上げられています。

LiberFlyerのMoviaをレビュー

あお
あお

ここからは実物を確認しながらレビューしていくよ!

構成

全体の構成は以下のとおりです。ノートPCが収納できるメインコンパートメントを中心に、トップ、フロント、バックと用途別のポケットが充実しています。他にも、ショルダーハーネスに小物ポケットが付いていたり、キーリールが付属していたりと、ギミック満載です。

ムーヴィアの構成
あお
あお

薄型なのにこんなに充実してるのはすごいね!

外観

外観はブラックで統一されており、ミニマルで落ち着いた雰囲気です。ノートPCや書類が収納しやすいスクエア型で、上部は丸みを帯びて扱いやすくなってます。

正面
背面

前後だけを見るとしっかりしたデイパックのようにも見えますが、横から見ると非常に薄いです。標準状態の厚みは約9cmしかありません。一般的なデイパックの厚みは20cm前後であることが多いため、厚みは約半分です。

左サイド
右サイド
底面

生地

ムーヴィアの外部生地には、「1680デニールのオックスフォード織りナイロン」が採用されています。デニールは糸の太さを表す単位で、1680Dはバッグ生地として最も高強度な部類に入ります。耐久性を重視する製品に採用される生地で、薄型のバックパックにここまで丈夫な生地を使う例は多くありません。表面には撥水加工も施されています。

フロントの下部にはPUレザーの切り返しが入っています。ナイロンだけで固めると野暮ったくなりがちですが、レザーが加わることで全体の印象が引き締まり、デザイン性が高まっています。

1680Dナイロン × PUレザーの外部生地
あお
あお

FARIE…ふぁりえ?ってロゴが入ってるけど、なんだろう?

FARIE(ファリエ)とは?

LiberFlyerが展開するバッグのブランド。「ヨーロッパデザイン×実用性」をコンセプトに、イタリア・フランスのデザイナーと協働して、普段使いしやすい機能美バッグを手がけています。ボディバッグの「セイファス(SAFASS)」が代表製品で、雑誌MonoMaxにも掲載されました。今回のムーヴィアは、このFARIEラインのバックパックにあたります。

PUレザーが使われているのは正面の一部のみで、底面は摩擦に強いナイロン生地です。

底面は1680Dナイロン生地

フロントのジッパー周辺にも部分的にPUレザーが使用されており、良いアクセントになっています。ブラック×マットブラックなので、目立ちすぎず落ち着いた雰囲気です。

ジッパー周辺にもPUレザーを採用

自立性

薄型なので一見自立しなさそうですが、実際は意外と立ちます。ただし、高さに対して奥行きが頼りないため、どうしても安定性は低くなってしまいます。荷物の詰め方次第では立つけど、押すとすぐ倒れる、という感じです。

荷物次第で自立するが、薄いため倒れやすい

意外と安定している理由は、底面が平らになるように芯材が入っているためです。底面以外にも芯材が入っていますし、そもそも生地がしっかりしていて張りがあるのも大きいと思います。

芯材入りの底面

さらに、拡張すると一気に雰囲気が変わります。この状態で荷物を詰めれば自立することは可能です。ただし、拡張部分は生地が薄いので、荷物が詰まってない場合は見た目ほど安定はしません。

変身後

ジッパー

ジッパーの部位と採用メーカーは以下の通りです。全体的にYKKジッパーですが、ショルダーハーネスの小物ポケットのみSBSジッパーが採用されています。

部位メーカー / ジッパーの数
トップポケットYKK シングル
フロントポケットYKK シングル
メインコンパートメントYKK ダブル
撥水ジップポケット
(メインコンパートメント内)
YKK シングル (小型)
バックポケットYKK シングル
拡張用YKK シングル
ショルダーハーネス
小物ポケット
SBS シングル (小型)

もっとも多く採用されているのは以下のタイプです。

最も多いYKKシングルジッパー(トップポケット)

ジッパーの引き手はどっしりとした大きめサイズで、中央部分がくり抜かれているため滑りにくく持ちやすいです。ジッパープルやストラップなどを取り付けて拡張もしやすいです。

拡張しやすい

メインコンパートメントはダブルジッパーになっています。

メインコンパートメントのダブルジッパー

そのため、南京錠を取り付けてロックすることも可能です。セキュリティを重視するリバーフライヤーらしい、安全対策がしやすい作りになっています。

南京錠でロック

南京錠ほどではないけど、軽く固定しておきたい場合はカラビナも使えます。

カラビナでロック

ショルダーハーネスの小物ポケットはSBSジッパーです。

SBSジッパー

SBSジッパーとは?

世界シェア1位の「YKK」に次ぐ世界2位の中国のファスナーメーカーです。近年は品質を高めながら成長を続けており、アディダスやナイキ、サムソナイトといった大手ブランドにも採用されています。日本では刻印でおなじみのYKKほど知られていませんが、世界的には主要なジッパーメーカーのひとつです。

ハンドル

トップにはハンドルが付いています。しなやかで柔らかいナイロンベルトで、よく見ると厚みも結構あります。

厚手のナイロンベルト

輪っかの開口は大きめで手を差し込みやすいです。ただし横方向はやや狭く、指三本がちょうど入るくらいの幅感です。

指三本入る隙間

トップポケット

次はトップポケットを見ていきましょう。

トップポケット

内部はダークグレーのサラッとしたナイロンの裏地になってます。マチなしタイプのポケットです。

トップポケット内部

ムーヴィアは全体的にクッション性が高いですが、このトップポケットも例に漏れず背後は厚手のクッション、フロント面には固めの芯材が入っています。

背面にはクッション材
フロント面には固めの芯材入り
あお
あお

薄型とは思えないほど、頑丈でしっかりしてるよ!

マチがないため少し入れにくいですが、iPad miniが余裕で入るくらいの広さがあります。

スマホ、イヤホン、ハンカチタオル、ポケットティッシュを入れてみるとこんな感じです。

よく使うものを収納

ただし、マチのない薄いポケットのため厚みがある物を入れると膨らんでしまい、見た目に影響が出やすい点には注意です。アクセスしやすいので、よく使うスマホや小物類の収納に最適です。

空のとき
詰め込みすぎたとき

フロントポケット

フロント面の右サイドには縦にジッパーがあり、広々としたポケットになってます。

フロントポケット

内部はトップポケットと同じ、サラッとしたダークグレーの裏地です。

フロントポケット内部

上部にはループが付いています。

ループ付き

ここには標準でキーリールが付いてます。バックパックの鍵の取り付け先は、キーリーシュのようなナイロン紐+カラビナのタイプが一般的で、リールタイプが標準で付属するのはあまり見かけないと思います。

キーリール標準装備

鍵の取り付け先としての使い勝手は、個人的には伸び縮みするリールタイプが明確に優れていると思うので、これは嬉しいポイントです。

伸びる

キーリールの定番「KEY-BAK #0KB2」と比較すると、二回りくらい小さいです。その分、小回りが効いて使いやすいので、少数の鍵を付けるのにちょうど良いです。不要なら取り外しもできます。

KEY-BAK #0KB2

他にも、社員証や定期券、財布などを物理的に繋いでおいて、紛失や盗難の対策にもなります。

Nite-Izeの#1がちょうどいい大きさなので、1つあると何かと便利です。

ナイトアイズ#1が小物の取り付けに便利

このポケットの入り口は、B5サイズのバインダーがぎりぎり通れるくらいの大きさで、約28cmほどです。

B5より大きいA4サイズのファイルなどは入りません。

A5サイズだと、余裕を持って出し入れできます。

A5ノート

収納時はこんな感じで、縦横は余裕があります。

A5ノートを収納

このポケットは、背負っている状態で左側のハーネスだけを外し、前側にスライドさせることでアクセスできます。

縦に長いスペースなので、書籍やタブレットのほうがスペースを有効に使えますが、アクセス性が高いため、スマホやイヤホン、ハンカチなど、すぐ取り出したい小物を入れるのにも向いています。

11クラスのタブレットも収納可能
スマホやイヤホンなどの小物
B5バインダー、11インチタブレットまでOK
あお
あお

厚みはないけど、縦横は広いから本やタブレットが収納できるし、アクセス性が高いから小物の収納にも向いてるよ!

メインコンパートメント

次はメインコンパートメントを見ていきます。

メインコンパートメント

内部を開くと背面側と正面側の側面にポケットがたくさん付いています。

背面側のいちばん奥はマチ付きのPCスリーブになってます。ノートPCや厚みのある書類ケースなどを収納できます。16インチPC、A4書類に対応してます。

PCスリーブ

その手前側はマチなしのタブレットスリーブです。13インチまで収納可能です。

タブレットスリーブ

15インチのMac Book Proと13インチのiPad Airを収納してみました。

ノートPCとタブレットを収納

公式では16インチPC対応とされています。手元の15インチは余裕があったので、16インチも問題なく入りそうです。タブレットスリーブはMagic Keyboard付きの状態でジャストサイズです。

ノートPCは16インチ、タブレットは13インチまで対応

反対側のフロント裏部分は、上部にジッパーポケットが付いてます。

ここにもFARIEのタグが付いてます。ジッパーは小型のしっかりとしたYKK製です。

FARIEのタグとYKKジッパー

このポケットは穴の大きなメッシュポケットのようにも見えますが、これはただの模様です。

網目は模様

柔らかくてしっとりした生地で、撥水加工が施されています。メッシュとは真逆で、通気性はほとんどありません。

ランチ後に使える歯磨きセットや、予備のマスクなどを入れたりできます。小物ポーチを持ち歩かなくてもいいのは嬉しいポイントです。

歯磨きセット
マスクの収納にも

中身が透けて見えるので、何が入っているのかすぐ分かります。

中身が分かりやすい

その下には、左右にポケットが付いてます。

左右にポケット

シンプルなマチなしポケットです。

マチなしポケット

ペンケースと縦長ノートを収納してみました。

ペンケースとノートを収納

ウォーターボトルや折り畳み傘も収納できます。ただし、メインコンパートメントの中心部はマチがほぼないため、厚みのある物の収納にはあまり向いてません。

300mlボトルと折り畳み傘を収納

中心部の底はこんな感じでマチはないです。マチっぽく見えてるのは側面を潰した部分で、マチはゼロです。PCスリーブにはマチがあったので、PCや書類の収納を重視した設計になっていると思われます。

中心部分はマチがない

試しに、500mlのペットボトルを3本入れてみました。PCスリーブ側とフロント側が圧迫されますが、なんとか入れることは可能です。

500ml x 3本

ですが、完全に奥行き的には定員オーバーです。ボコっと不自然に前後が膨らんでしまいます。フロントポケットも圧迫されて使いにくくなります。

不自然に膨らむ

試しに、15インチPCと300mlのウォーターボトルを入れてみました。

15インチPC+300mlボトル

ボトルを入れている部分がボコっと膨らんでしまってます。他に何も入れていない状態でこれなので、標準状態でボトルを持ち歩くのはあまり現実的ではないように感じました。

ボトルの収納には向いてない?

標準状態でどうしても飲み物を持ち歩きたい場合は、薄型や小さめのボトルを選ぶしかなさそうです。最低限喉を潤せるレベルで、ゴクゴク飲める量を持ち歩くのは諦めた方が良さそうです。

200mlと300ml

メインコンパートメント (拡張時)

メインコンパートメントを拡張するには、左サイドから始まるジッパーをぐるっと回して、折りたたまれている部分を解放していきます。

始点の左サイド
底面
右サイド
上部

ぐるっと1周して左サイドに戻ってきたらジッパーの終点があります。これで拡張完了です。元に戻したい場合はジッパーを閉じるだけなので、とても簡単です。

左サイド

折りたたまれてる部分を解放すると、約8cmも奥行きを増やすことができます。

底面も大幅に厚みを増し、デイパック相当の荷物を収納できるようになります。

拡張後はこんな感じです。雰囲気がガラリと変わりました。

右サイド
左サイド

右サイドにはドリンクホルダーが内蔵されてます。ストレッチタイプのメッシュポケットです。

ドリンクホルダー内蔵

500mlボトルを入れてみました。折りたたまれてるだけあって、入り口は狭めです。

500mlのボトルを収納

入り口のゴムも強力です。少し力を入れないと開きづらいです。

入り口のゴムは固め

内部は大幅にマチが増え、もはや別物です。広い!

拡張でマチが大幅に増えた

通常時は500mlすらまともに入りませんでしたが、拡張後は2Lペットボトルが3本も入りました。

2Lペットボトル x 3本

ジッパーも問題なく閉じることができます。

完全にジッパーを閉じた状態です。

ジッパーを閉じた状態

ただし、拡張部分の生地は薄いです。拡張前はどこを見てもしっかりした作りだったので、やや頼りなさを感じます。

拡張部分の表
拡張部分の裏

とはいえ、拡張することで大幅に容量アップできるのは非常に心強いですね。朝の混雑時は薄型でやり過ごして、仕事終わりに買い物に行っても拡張すれば大きめの飲料や食材をまとめて収納できます。

あお
あお

たまにしか行かないジムの日だけ拡張するような使い方もできるから、柔軟性が高いね!

バックパネル

次はバックパネルを見ていきましょう。

バックパネル

バックパネルにはクッションが敷き詰められていて、ふわふわです。メッシュ素材で高い通気性も確保されてます。

ふわふわのバックパネル

メインコンパートメントとの間もバックパネルとは別のクッションが入ってるため、かなり厚みがあり、クッション性も高いです。

クッション性が高い

横から見ても厚みがあり、薄型とは思えない充実したクッションパネルです。

厚みのあるクッションパネル

中央にはラゲージパススルーが付いており、旅行の際などにスーツケースのハンドル部分に差し込んで効率よく運ぶことができます。その下にはバックポケットのジッパーがあります。

中央にはラゲージパススルー

上質なシートベルトのように滑らかな質感です。本体を持ち上げる際のハンドルとしても使えます。

ハンドルとしても使える

バックポケットの内部はゴールドの裏地で中身が見やすいです。生地は柔らかくてサラッとしていて手触りも上品です。この生地の奥に固めのフィルムがありスキミングを防止する遮蔽層になっています。

ゴールドで視認性が高い

x2 RFID Protectと記載されています。これは遮蔽層が2重になっていることを意味します。1層ではなく2層とすることで、遮蔽性をより確実なものにしています。

遮蔽層を2重にしたスキミング防止ポケット
あお
あお

そもそも、RFIDって何のことだろう?

RFIDとは?

RFIDは「Radio Frequency Identification」の略で、電波を使ってICチップの情報を非接触で読み取る技術のことです。交通系ICカードやタッチ決済対応のクレジットカード、パスポート、社員証などに使われています。

便利な一方で、専用の機器を使えば、かばんやポケットに入れたままのカード情報を離れた位置から読み取れてしまいます。これがスキミングと呼ばれる手口です。

RFID遮蔽ポケットは、こうした電波を遮断してカード情報を守る仕組みです。読み取りに使われる電波そのものをブロックするため、不正な読み取りを防げます。

パスポートや財布を入れるとこんな感じです。

パスポートや財布をスッキリ収納

横幅が十分に広いので、長財布なども収納可能です。

長財布も収納可能

ラゲージパススルーが絶妙な位置にあるのでバックポケットが隠れる形になり、分かりづらくなってるのも良いですね。

目隠し効果アリ
あお
あお

隠しポケットはワクワクするから大好き!

ショルダーハーネス

最後はショルダーハーネスを確認します。

ショルダーハーネス

バックパネル同様、ハーネスの裏地も気持ちいいメッシュ素材です。

ふわふわ&ざくざく

ショルダーハーネスの裏面全体にしっかりとメッシュ素材が張り巡らされています。

裏側全体にメッシュ素材

根元もしっかりと補強されてます。

補強されているハーネスの根元

ショルダーハーネスの中央付近には、ループとジップポケットが備わっています。

ループやジップポケット付き

ループにはカラビナや小物を取り付け可能です。クリップ型のフラッシュライトを取り付ければ、夜間でも手ぶらで前方の視界を確保することができて便利です。

小物が取り付け可能

もう片方にはジッパーポケットが内蔵されています。

ジッパーポケット

このポケットはクレジットカードが綺麗に収まる大きさです。

AirPods Proなどのワイヤレスイヤホンの収納にもちょうどいいです。左胸ポケットのような感覚で小物類を気軽に出し入れできます。

AirPods Proを収納

ベルトの長さ調整用のバックルもしっかりした作りです。

バックル

その下の調整用のベルト部分には、余った部分をまとめるゴムバンドが付いています。

ゴムバンド付き

ベルトの根元部分はしっかりと補強されています。

ベルトの根元
あお
あお

薄型とは思えないほど、充実したバックパネルとハーネスだったね!クッション性が高くてフィット感も抜群だから、背負い心地がとても良いよ!

以上でムーヴィアの各部を一通り確認できました。どのような作りのバックパックかイメージは掴めたでしょうか?次は、一度にどれくらいの荷物がまとめて収納できるのかを確認します。

一度にどれくらい入るの?

たくさんのポケットが搭載されたムーヴィアですが、これまでは単体でどれくらい入るのか確認しただけで、他とのバランスはあまり考慮していませんでした。そこで、一度にどれくらい収納可能なのかを確認してみます。

通常時

通常時は以下の荷物を一度に収納することができました。

すべて収納した後の状態はこちら。生地にハリがありしっかりしているので、型崩れすることなく、きれいなシルエットを維持できています。

正面
左サイド
右サイド
背面

どこに何を入れてるの?

ハンドルにはバックハンガーを付けてます。

ハーネスのポケットにはAirPods Proを入れてます。

フロントポケットにはiPad miniと鍵。

トップポケットには、スマホ、ハンカチ、ポケットティッシュ。

メインコンパートメントには、15インチMac Book ProとA4サイズの薄型書類ケース。2つのポケットには縦長ノートとペンケース。

このペンケースには、文房具を入れてません。標準時のムーヴィアは奥行きのあるガジェットポーチとの相性が良くないため、このペンケースに充電器とモバイルバッテリー、ケーブルを入れてガジェットポーチ代わりにしてます。

ジップポケットには歯ブラシ、クリーム、手鏡を入れてます。

バックポケットには財布を入れてます。

これで収納した荷物は全てになります。仕事道具を豊富なポケットに整理して収納したい方や、荷物を厳選して持ち歩くミニマリスト向けのバックパックといえそうです。

あお
あお

すこし余裕を残してるからもっと詰め込むこともできるけど、実際に使うことを考えると、これくらいが現実的なラインだよ!

水筒について

水筒やウォーターボトルの収納は諦めました。理由は、十分な収納スペースが確保できなかったためです。

この薄さから見てわかるように、標準状態のムーヴィアは水筒を収納しない前提で設計されてます。無理やり入れることもできますが、その場合はシルエットが崩れますし、収納スペースを圧迫して他のポケットまで使いづらくなります。ボトルは収納しない前提で、喉が乾いたらコンビニや自動販売機、カフェなどに行くことになると考えておいた方がよさそうです。

拡張時

拡張することで、標準時の荷物に加えて、以下を追加で収納することができました。具体的には、600ml水筒、8Lの衣装ポーチ、1Lの小物ポーチです。

拡張&収納後の状態はこちら。

正面
左サイド
右サイド
底面

通常時は仕事道具と最小限の小物類を持ち歩けるくらいの構成でしたが、拡張することで水筒や着替え、ポーチなどを追加できます。このおかげで、ジムや買い物まで対応できる容量となり、急に荷物が増えても安心です。

あお
あお

これ1つで荷物の量に合わせて柔軟に使い分けられるね!

気に入ってるところ

薄いのに頑丈で、荷物をしっかり守れる

薄型バックパックの魅力は、なんといっても薄さと軽さです。体への負担が少なく、身軽に持ち運べる。ただ、その薄さと軽さを実現するために、多くの薄型バッグは生地を薄く、芯材やクッションも最小限に抑えています。結果として、荷物の保護や衝撃への強さは二の次になりがちです。

ムーヴィアは、ここで真逆の選択をしています。軽さを最優先にするのではなく、厚手の生地とたっぷりのクッション材を使い、防護力と衝撃吸収力を高める方向に振り切っているのです。実際に手に取って最初に感じたのが、「めちゃくちゃしっかりしてる…」でした。薄型に対してよく感じる「頼りなさ」とは正反対で、そのギャップにかえって惹き込まれました。

この設計が活きるのが、PCを持ち歩く場面です。15〜16インチのPCを持ち出したいけれど、ほかに大した荷物はない。そんなとき、これまでは20Lクラスのデイパックを引っ張り出すしかなく、いつも持て余していました。特に都心の朝の満員電車で20Lのバッグは、自分にとっても周囲にとっても邪魔で、かなりの負担になります。

ムーヴィアなら、PCと書類をしっかり保護しながら、満員電車で背負っても前に抱えても邪魔になりにくい薄さを両立できます。高価なPCを衝撃から守りつつ、人混みでも取り回しやすい。毎日の通勤で使うバックパックとして、これ以上ない快適さです。

フィット感が心地よく、重い荷物でも疲れにくい

薄型バッグで軽視されがちなもう一つの要素が、背負い心地です。これはバックパックの使い勝手を左右する、かなり重要なポイントだと思っています。どれだけ収納力やデザインが優れていても、背負い心地や負荷の軽減が不十分だと、毎日使う内にだんだん苦痛になってくるからです。

特に薄型では、バックパネルやショルダーハーネスが薄く貧弱になりがちです。そうなると、本体がいくら軽くても、PCやタブレットを入れた途端にその重みが肩へ直接のしかかってきます。荷物の重さをダイレクトに受け止める背中と肩が、薄いクッションでは守りきれないのです。

ムーヴィアは、ここでも薄型の常識を裏切ります。バックパネルもショルダーハーネスも、薄型とは思えないほどクッションが厚く、負荷を逃がしやすい作りになっています。おそらく拡張して荷物をたくさん収納した状態まで想定しているのだと思います。そのぶん、荷物の少ない標準時は、むしろフィット感の良さが際立ちます。PCを入れてずっしりしても、肩への当たりが柔らかく、見た目の薄さからは想像できない背負い心地です。

さらに、背負ったままベルトを引いて締め具合を変えられるので、体への密着感も自分好みに最適化しやすく、そのまま走り出せそうなくらいフィットしてくれます。

実用性を兼ねたギミックが満載

ムーヴィアを使っていて何より楽しいのが、まるで忍者屋敷のようなギミックの多さです。しかも、その一つひとつが遊び心で終わらず、すべて実用性を伴っているのが見事なところです。

たとえば、伸び縮みするキーリール、スキミングを遮断する隠しポケット、必要に応じて容量を変えられる拡張機能、ハーネスに小物を取り付けられるループやポケット。これだけ多機能を詰め込みながら、無駄な装備が一つもありません。それぞれのポケットの配置にも意図が感じられ、使い込むほどに設計の丁寧さが伝わってきます。

薄さで犠牲になりがちな収納も、ポケットを上下に振り分けて空間を巧みに使うことで補っています。ポケットが豊富なので持ち物を整理しやすく、さらに隠しポケットのような遊び心のある仕掛けも多い。機能の多彩さそのものが、使っていて楽しいバックパックです。

あお
あお

ワクワクギミック満載で、これには僕もおもわずニッコリ!

気になるところ

拡張型バックパックの問題点

ムーヴィアの拡張機能は便利な反面、拡張型バックパック全般に共通するトレードオフも抱えています。生地を折りたたむ構造上、拡張部分の生地はどうしても薄くなり、拡張用のジッパーも、通常状態でしか使わない人には出番のない装備になります。

これは単体の完成度という観点では弱点になります。7Lの薄型バックパック、14Lのデイパック、そしてムーヴィア(7〜14L)を並べたとき、それぞれの容量に最適化された専用品のほうが、単体での使い勝手は上でしょう。

ただ、これを弱点と捉えるかどうかは、使い方次第だと思います。専用品が単体で優れているのは事実ですが、容量違いのバックパックを2つ用意して使い分けるとなれば、購入コストも保管場所も管理の手間も二重にかかります。そもそも2本持ちでは、出先で容量が足りなくなっても、その場でもう1つに乗り換えることはできません。その点ムーヴィアは1本で7Lと14Lの2役をこなし、しかも外出先でその場で拡張・圧縮を切り替えられます。荷物が増えればその場で広げ、不要になれば畳む。これは2本持ちでは決して真似できない強みです。

つまり、判断のポイントは「拡張機能を活かせるか」の一点です。普段は7Lの薄型で使い、必要なときだけ拡張する。そういう使い方ができるなら、ムーヴィアは1本で何役もこなす頼れる相棒になります。逆に、ほぼ常に拡張した状態で使うのであれば、トレードオフのない14Lクラスの専用バックパックを選んだほうが満足度は高いはずです。

通常時は水筒が収納しづらい

水筒を毎日持ち歩く人にとっては、これが通常時のムーヴィア最大のネックになるかもしれません。

理由はシンプルで、このバッグの薄さと水筒の太さは、根本的に相性が悪いからです。ムーヴィアの中心部はマチがほぼなく、薄い板のような空間です。そこに円柱形のボトルを差し込めば、当然そこだけが前後に張り出します。実際、500mlのペットボトル1本でもシルエットは崩れ、薄型という最大の魅力が損なわれてしまいます。水筒のために、わざわざ薄いバッグを選んだ意味が薄れてしまうわけです。

「拡張すればいい」と思うかもしれません。確かに拡張すればボトルは収まります。ですが、考えてみてください。水筒を持つのは毎日のこと。その一方で、ムーヴィアの薄さが活きるのも毎日のことです。水筒のために常に拡張しておくということは、この薄さという長所を、毎日自ら手放すのと同じです。それなら最初から、ボトル収納を前提に設計されたバッグを選ぶほうが、ずっと理にかなっています。

裏を返せば、水筒を持ち歩かない人、外で飲み物を調達すると割り切れる人にとっては、この弱点は存在しないも同然です。自分が水筒をどう扱うか。ムーヴィアを選ぶなら、そこを一度考えてみるとよさそうです。

ジッパープルの接触音

ジッパーの金具がしっかりした金属製のため、シングルジッパーの部分でも、土台と引き手が当たって金属音が鳴ります。普段は気になりませんが、図書館や自習スペースのような静かな場所だと、歩くたびに音がしてしまうのが少し気になりました。バックパックあるあるではあるのですが。

ムーヴィアはどんな人に向いている?

ここまで見てきたムーヴィアは、はっきりと得意・不得意が分かれるバックパックでした。一言でいえば、PCや書類を中心に、身軽な荷物を安全・快適に持ち運びたい人のためのバッグです。逆に、水筒のように厚みのある荷物を毎日持ち歩きたい人には、通常時の薄さがネックになります。

あお
あお

向いている人・そうでない人をまとめるよ!

ムーヴィアがおすすめな人
  • 大きめのノートPCを持ち歩きたいが、ほかの荷物は最小限という人
  • 満員電車や人混みの中を、できるだけ身軽に通勤したい人
  • 高価なPCを保護してしっかり守りたい人
  • 荷物を厳選して身軽に動きたいミニマリスト
  • 仕事道具や小物を、種類ごとに整理して持ち歩きたい人
  • 普段は薄型、たまに容量を増やしたいという使い分けをしたい人
ムーヴィアをおすすめしづらい人
  • 水筒やマイボトルを毎日持ち歩きたい人
  • 常に大容量で使いたい人
  • 荷物をたくさん詰め込んで一つのバッグで完結させたい人

総じてムーヴィアは、かなり尖った思想で作られたバックパックだと感じました。あれもこれもと欲張るのではなく、「PCを快適に、そして安全に持ち運ぶにはどうすればいいか」を徹底的に考え抜き、形にしたようなバックパックです。

だからこそ薄さに振り切り、その薄さを支えるために生地もクッションも妥協していません。最近のノートPCは決して安い買い物ではないので、保護・防犯・持ち運びやすさのすべてに目が届いている点は、個人的にとても気に入っています。

それでいて、1万円以下で手に入るというのも見逃せません。生地やパーツの質、装備の充実ぶりを考えると、この価格帯のバックパックとしてはかなり異質で、コストパフォーマンスは非常に高いと感じました。

まとめ

リバーフライヤーのムーヴィアは、薄型バックパックの常識をいい意味で覆してくれるバックパックでした。

薄型と聞いて多くの人が思い浮かべる「軽いけれど頼りない」というイメージとは正反対で、厚手の生地とたっぷりのクッション材により、薄いのに驚くほどしっかりとした作りに仕上がっています。15〜16インチのPCもしっかり保護して持ち運べて、満員電車でも邪魔になりにくく、背負い心地も快適。そこに、忍者屋敷のようなギミックの数々が加わって、使うほどに楽しくなるバックパックです。

一方で、薄さを突き詰めたぶん、通常時に厚みのあるものを収納するのは苦手です。拡張機能はあるものの、それを常用するなら他の選択肢を検討したほうがいいでしょう。このあたりの割り切りは、購入前にしっかり把握しておきたいポイントです。

裏を返せば、ムーヴィアはあらゆる用途に応えようとするバッグではありません。PCや書類を中心に、厳選した荷物をスマートかつ安全に持ち運ぶ。その一点に振り切ったからこその完成度であり、求めるものがこの方向性と一致する人にとっては、これ以上ないほど頼れる存在になってくれるはず。

普段使いするバックパックに、頑丈さも、使い勝手も、ちょっとした遊び心も妥協したくない。そんな人は、ぜひ一度ムーヴィアをチェックしてみてください。

あお
あお

今回は以上だよ!この記事が参考になれば嬉しいです!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


記事URLをコピーしました